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初詣、多幸を願う 石巻・鹿島御児神社、参拝客でにぎわう

願い事をしながら手を合わせる参拝客たち=1日午前0時15分ごろ

 石巻地方の神社は1日、初詣に訪れた多くの参拝客でにぎわった。

 石巻市日和が丘2丁目の鹿島御児神社には、年越し前から大勢の市民が集まった。カウントダウンをして新年を迎えると「明けましておめでとう」「今年もよろしく」などとあいさつを交わしていた。

 社殿の前には100人を超える長い列ができた。参拝客は家内安全を願ったり、新年の誓いを立てたりした。

 同市出身で小学校時代の同級生の高校2年生3人は、一緒に初詣に行くのが毎年の恒例だという。佐々木裕晟さん(17)=福島・聖光学院高=は「年に一度しか会えない。来年もまたここで再会したい」と話した。野球部に所属しており「春と夏の甲子園で優勝を目指す」と目標を立てた。

 田村純さん(17)=石巻・宮城水産高=は「自分の飲食店を将来開くため、調理師免許を取得する」、新井天馬さん(17)=仙台二高=は「友人を大切にしながら、大学受験に向けて勉強に集中したい」と、それぞれ新年の抱負を語った。

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