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初売り盛況、「福」選ぶ 商業施設や道の駅など 石巻地方

福袋を品定めする買い物客=2日、イオンモール石巻

 新年を迎え、石巻地方の大型商業施設や道の駅、商店街などで初売りが始まった。朝早くから多くの家族連れなどが詰めかけ、目当ての福袋を買い求めるなど活気づいている。

 石巻市茜平4丁目のイオンモール石巻は元日から初売りを実施。広い駐車場が買い物客の車でぎっしりと埋まり、同モールによると、食品や衣料品などの人気福袋や特売の家電などは2日までにほぼ売り切れた。

 高平英昭・営業マネージャーは「福袋の売れ行きは順調。正月商戦の消費動向は、ほぼコロナ禍前に戻った感がある」と語った。

 昨年11月にオープンした東松島市の道の駅「東松島」。初めての初売りが2日始まり、野菜の詰め合わせといったオリジナル福袋が多く売れていた。

 石巻市の帰省先から岩沼市の自宅に戻る途中、初めて立ち寄ったという主婦(54)はレタスなどの野菜や菓子類を購入。「新しい道の駅ができ、帰省時の楽しみが増えた」と笑顔だった。

 石巻市のアイトピアや立町などの中心商店街では、店頭にのぼりを立てたり紅白の幕を張ったりして新春ムードを演出。店頭では獅子舞の演舞なども行われ、初売りを盛り上げていた。

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