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へび年の成長誓う 石巻地方で始業式 女川は小中合同で

元気よく校歌を斉唱する児童生徒ら

 石巻地方の小中学校で8日、3学期の始業式があった。久しぶりに再会した子どもたちは冬休みの思い出話に花を咲かせ、新年の抱負を胸に授業に臨んだ。2学期制を導入する東松島市も同日、授業を再開した。

 女川町の施設一体型小中一貫教育学校、女川小中学校(児童209人、生徒109人)は体育館で小中合同の始業式を行った。

 熊谷雅幸校長は「今年はへび年。強い気持ちで努力すれば誰でも成長でき、新たな自分を発見できる年。全員で力を合わせて頑張りましょう」と呼びかけた。

 児童生徒代表で小学2年の高橋正周(まさちか)さん(8)は「家族と初日の出を見たり、お父さんとドライブをしながら初詣に行ったりした」と冬休みを振り返り「3学期は算数のテストを頑張りたい」と意気込んだ。

 中学2年で生徒会執行部幹事の橋野音色(ねいろ)さん(14)は「3学期も(小中の)交流会があるので一緒に楽しみましょう」と児童らに呼びかけ「クラスの手本となるように責任感を持って行動したい」と話した。

 女川小中では本年度から、始業式や終業式を小中合同で実施している。児童に先輩の姿を参考にしてもらい、生徒には児童の手本となる意識を持ってもらう目的という。

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