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公園に親しみを たこ揚げ、親子連れら30人 絵付け思い思い 石巻・南浜

公園を駆け回りたこを揚げる子ども

 正月遊びのたこ揚げを楽しむイベントが石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園で12日にあった。親子連れら30人が思い思いに絵付けしたたこを広い公園に飛ばした。

 遊ぶ機会が少なくなったたこ揚げを通じて公園に親しんでもらおうと、公園を管理する一般社団法人ひと・まち・もりが企画した。今年で3回目。趣味で長年たこを揚げている角田市の吾妻武博さん(75)がたこ作りの講師を務めた。

 参加者は六角形の紙に鏡餅や雪だるま、えとにちなんだヘビなどの絵を描き、組み立てた骨に貼り付けた。ひもの取り付けに苦戦しながらも、完成させたたこを広場で高く飛ばして楽しんだ。

 たこ作りは初めてという蛇田小4年の千葉倖史さん(10)は「好きなサメの絵を描いた。作るのは難しかったけど完成して良かった」と話した。

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