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石巻地区公立高出願希望調査 最高倍率1.40倍 7校11学科・コースで定員割れ

 県教委は16日、2025年度公立高の入学者選抜出願希望調査の結果を発表した。石巻地区の全日制8校では、石巻工機械科が最も倍率が高く1.40倍だった。ともに24年度に1.04倍でトップだった石巻西と石巻好文館はそれぞれ1.32倍、0.71倍となった。石巻は0.76倍だった。地区全体で定員割れは7校11学科・コースだった。

 石巻地区全体の全日制の志願者数は1059人。募集定員は1400人で、宮城水産の学科改編に伴って40人減った。志願倍率は0.76倍(24年度0.77倍)だった。海洋総合学科を廃止して3科に分けた宮城水産は、それぞれ船舶運航0.48倍、生物環境0.65倍、食品0.78倍だった。

 定時制の東松島、石巻北飯野川の2校4学科・部も定員割れとなった。

 本試験は3月4日。追試験は7日で、感染症などやむを得ない理由で本試験を受験できなかった受験生を対象とする。合格発表はいずれも13日。

 昨年度と同様、追試験を受けられなかった場合の特例措置として、2次募集の日程に合わせた追試験が19日にある。合格発表は19日または21日。

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