より良い石巻へ 「市長室開放デー」 市民から意見や要望

開かれた市政を目指そうと、石巻市は16日、市長室開放デーを実施した。市民が斎藤正美市長と懇談し、直接要望を伝えた。
午後2時から1時間、市長室の扉を開放して市民を迎え入れた。市内の50代パート女性は東日本大震災の災害公営住宅の退去を巡り、管理者の対応に問題があったと訴えた。
斎藤市長は「管理を委託した私に責任がある。申し訳なかった。自分のことだけでなく、同じ思いをする人が出ないようにと話してくれてありがたい」と話し、管理者に対応の経過や他のトラブル事例と対応策を報告するよう、その場で直接電話して要請した。
開放デーは震災で休止し、2022年に11年半ぶりに再開した。市は来年度以降も継続する方針。
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