災害ボランティアを身近に 経験者2人がトーク きょう、石巻・津波伝承館
東日本大震災後にボランティア活動や支援者の受け入れに取り組んだ当事者によるトークイベントが19日、石巻市のみやぎ東日本大震災津波伝承館で開かれる。
登壇者は2人。仙台市の大丸英則さん(大丸代表取締役)は石巻市で被災しながらもボランティアの受け入れや組織運営を担った経験を話す。仙台市の岡田卓也さん(宮城二工高教諭)は神戸市出身で、阪神大震災で被災。東日本大震災後にボランティア活動に従事し、移住した経緯などを振り返る。
2人の出会いや現在までの歩みも紹介。小さなきっかけや人とのつながりが、被災地を支える力になることを紹介し、ボランティア活動を身近に感じてもらう機会にする。
東日本大震災の伝承団体や語り部らが登壇する「3.11トークセッション」の4回目で、市内の公益社団法人3.11メモリアルネットワークが主催する。午後1時半~2時半。入場無料で申し込み不要。連絡先はメモリアルネットワーク0225(98)3691。
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