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志望大学へ、608人挑む 共通テスト始まる 石巻専修大

問題用紙が配布され、試験開始を待つ受験生

 大学入学共通テストが18日、2日間の日程で全国一斉に始まった。石巻地方の会場となった石巻市南境の石巻専修大では、受験生608人が志望大学への思いを胸に試験に臨んだ。

 初日は地理歴史・公民、国語、外国語の試験があった。新学習指導要領に対応した初めての試験で、地理歴史・公民は「歴史総合」や「地理総合」「公共」が新たに出題された。国語は試験時間が10分延び、英語のリスニング試験もあった。受験生たちは緊張した面持ちで会場を訪れ、予備校職員らの激励を受けて教室に向かった。

 19日には理科と数学に加え、「情報」が初めて実施される。体調不良で欠席した受験生らへの追試験は25日に都内で行われる。

 大学入試センターによると、全国の出願者数は49万5171人。県内の出願者は8120人。石巻専修大で受験する出願者は石巻地方のほか、登米市、涌谷町などの生徒で、男子367人、女子241人だった。

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