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年長児、抹茶振る舞う 卒園前最後の茶道教室 東松島市・はなぶさ幼稚園

教室で学んだあいさつを実践する園児たち

 東松島市赤井の私立矢本はなぶさ幼稚園(園児104人)で29日、年長児向けの茶道教室があった。子どもたちは年中時から計5回の教室に参加しており、卒園を前にした最後の教室では茶せんを使ったお茶たてに初めて挑戦。子ども同士で抹茶を振る舞い合った。

 園児38人は、表千家石巻教授者会の指導を受けながら、礼儀作法や道具の使い方を復習。茶わんでお茶をたて、友達をもてなした。「お菓子を頂戴いたします」「お点前頂戴いたします」と丁寧にあいさつを交わし、静かに味わった。

 渋谷天花さん(6)は「しっかりあいさつできた。お茶はちょっと苦かったけどおいしく飲めた」と話した。新田一陽さん(6)は「お茶(茶せん)をくるくる回すのが楽しかった。また友達に入れてあげたい」と語った。

 この日の教室では表千家の修了証を授与された。

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