漢字難問挑む 石巻・河南西中で大会 小学5、6年生もオンライン参加

放課後に生徒が漢字の実力を試す「漢字チャレンジ大会」が21日、石巻市河南西中(生徒190人)であった。1~3年生の約90人が参加し、学区内の3小学校5、6年生の有志はオンラインで同じ問題に挑戦した。
問題は漢字検定4級の問題を基に河南西中の国語教諭が作成。制限時間20分で漢字の読み書きや熟語の構成、対義語と類義語などの問題に向き合った。3人一組のチーム戦で、最も合計点数が高いチーム上位3組に、それぞれ金、銀、銅のメダルと賞状が贈られた。
参加者はそれぞれどの問題を解くか分担を決め、上位チームを目指して真剣に問題を解いた。河南西中2年の首藤花蓮さん(14)は「まだ勉強したことがない漢字が出題されて大変だったが、7割くらいは手応えがあった」と話した。
高橋禎毅校長は「みんなで一緒に楽しく勉強に取り組む姿勢を体験してほしい」と話した。
本年度始まり、これまでに「数学チャレンジ大会」も2回実施した。新年度は年5回の開催を予定している。
前谷地小、広渕小、北村小の児童計19人が初めて参加。レクリエーションでは「(中学生の)兄や姉に負けないように頑張りたい」などと抱負を発表した。
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