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女川原発・原子炉格納容器 窒素ガス、一時漏えい 5日に補修、外部影響なし

 東北電力は6日、女川原発2号機(女川町、石巻市)で、原子炉格納容器内の窒素ガスが一時、容器外に漏れ出たと発表した。漏えい箇所は5日に補修し、既に止まっている。放射性物質による外部への影響はないという。

 東北電によると、窒素ガスの漏えい率が1月30日ごろから上昇し、4日に調査が必要な0.1%に達した。5日に現場調査を実施し、漏えいがあったのは格納容器内の窒素ガスに含まれる放射線量を監視する「ダスト放射線モニタ系」のエアフィルターだと分かった。異常がなかったことから、同じ部品を取り付け直した。

 漏えい率は基準値以下だった。原因は調査中。

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