公立高入試・石巻地区出願状況 最高倍率、石巻工機械1.18倍
県教委は14日、2025年度公立高入学者選抜の出願状況を発表した。石巻地区の全日制8校では、石巻工機械科が最も倍率が高く1.18倍だった。同校の土木システム科(1.15倍)、化学技術科(1.13倍)が続いて高かった。
出願希望調査で1.32倍だった石巻西は1.09倍だった。石巻工の残り2科を含み、石巻、石巻好文館、石巻商など7校11学科・コースで定員に届かなかった。海洋総合学科を廃止して3科に分ける宮城水産は、それぞれ船舶運航0.55倍、生物環境0.73倍、食品0.83倍だった。
各校の出願状況は表の通り。
石巻地区全体の全日制の募集定員は1400人で、出願者数は1055人だった。平均倍率は0.75倍。定時制の東松島は普通科I部(午前)が1.08倍だった。同校の他の2部と石巻北飯野川は定員割れとなった。
本試験の学力検査は3月4日。感染症などやむを得ない理由で本試験を受験できなかった受験生を対象とする追試験は7日。合格発表は13日午後3時。2次募集の学力検査は19日で合格発表は19日または21日。

関連リンク
- ・石巻地区公立高出願希望調査 最高倍率1.40倍 7校11学科・コースで定員割れ(2025年1月17日)
- ・CO2削減へ 日本製紙石巻工場、ボイラーを高効率設備に 2029年稼働
- ・学校防災、担い手不足が課題 石巻市教委推進会議 保護者、住民との連携模索
- ・女川小児童、伝統文化学ぶ 競技かるた体験 「もっと深く知りたい」
- ・石巻・みそ、東松島・ノリ活用 ドレッシング、宮城学院女子大と開発 あす販売