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交通安全祈り緊急キャンペーン 死亡事故悲しみ、街頭にのぼり旗 石巻・大街道

のぼり旗などを掲げて安全運転の徹底を訴えかけたキャンペーン

 18日に石巻市大街道南1丁目の国道398号で死亡事故が発生したことを受け、石巻署などは20日、運転手に交通事故防止を呼びかける緊急の街頭キャンペーンを行った。

 石巻地区交通安全協会や石巻地区安全運転管理者会などから計約20人が参加。事故現場近くの同市大街道南5丁目の交差点に立ち、「祈 交通安全」や「歩行者がいたら横断歩道で止まるっちゃ!」などと書かれたのぼり旗を掲げた。事故発生が日没後だったことから夜間の安全運転を呼びかける「早めのライト点灯」と書かれた横断幕も設置した。

 事故は18日午後7時ごろに発生。同市の会社員男性(62)が運転する軽乗用車が道路左側にはみ出してガードパイプに衝突し、収容先の病院で亡くなった。

 同署の佐藤康治交通課長は「運転手は思いやりとゆとりを持った運転を心がけてほしい」と語った。

 同署管内では今年、20日現在で人身事故が33件(前年同期比4件減)、物損事故が511件(24件増)発生している。

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