女川温泉ゆぽっぽ、入浴利用40万人突破 「これからも憩いの場、提供」
女川町のJR女川駅に併設されている「女川温泉ゆぽっぽ」で3日、累計入浴利用者が40万人を突破し、記念式典が開かれた。
40万人目となったのは石巻市湊鹿妻の無職男性(64)。時々利用するという男性は「40万人目と聞き、びっくりした。ゆぽっぽは近くて利用しやすい。これからも使いたい」と話した。
式典では、神山勝幸支配人(49)から来館証明書や花束、女川の水産加工品の詰め合わせなどが贈られた。
ゆぽっぽは2015年3月にオープンし、17年に10万人、19年に20万人を突破。21年5月からは地震の影響で約1年3カ月間休業した。新型コロナウイルスの流行もあったが、23年に利用者が30万人に達した。
現在、町内の利用者が15%で、町外が85%と観光客らの利用が増えている。本年度の利用者は4万4300人(2月末時点)と、1年間で最も利用者が多かった18年度の5万283人に迫り、コロナ禍前の利用水準に戻りつつある。
神山支配人は「ゆぽっぽは女川の玄関口にある。温泉を楽しみ、商店街でご飯を食べてもらうなど観光拠点としても活用してほしい。これからも町民や観光客のために憩いの場を提供していく」と語った。
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