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カメラリポート > 3.11 祈り、空に海に 石巻地方

 東日本大震災の発生から14年となった11日、大きな被害を受けた石巻地方は祈りの一日になった。海に向かって大切な人の冥福を祈る人、頑張って生きているよと天空に報告する人、ともしびを見つめて惨禍を繰り返さないと誓う人、花火を見上げて能登の被災地に思いをはせる人…。遺族も住民も県外の人も震災を知らない幼子も手を合わせた。

サイレンに合わせて港の岸壁で黙とうする町民ら=11日午後2時46分、女川町の女川港
石巻市吉浜小跡地の北上地区慰霊碑前で、犠牲者の冥福を祈る人々=11日午後2時46分、石巻市北上町十三浜
石巻南浜津波復興祈念公園の高台から祈りをささげる人たち=11日午後2時46分
野蒜海岸の防潮堤に立ち、海を見つめる人たち=11日午前6時ごろ、東松島市
石巻市内の犠牲者数と同じ約4000個の灯籠の前で静かに手を合わせる子ども。「がんばろう!石巻」看板前には多くの市民が追悼に訪れた=11日午後7時30分ごろ、石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園
石巻市渡波地区で打ち上げられた花火。震災や能登半島地震の犠牲者を追悼する大輪が夜空に咲いた=11日午後7時10分ごろ

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