石巻市議会 特別支援教育支援員の配置、希望人数の半数 市、毎年5人ずつ増員へ
石巻市議会2月定例会は13日、本会議を開き、一般質問を続けた。市教委は特別支援教育支援員の配置状況について、新年度、学校側の希望人数に対し約50%が配置されるとの見通しを説明した。
市教委によると、通常学級に在籍する児童生徒のうち「支援が必要」と本年度報告があったのは、小学校が487人で全体の約8%、中学校は166人で約5%だった。市教委によると、全国調査では小学校の平均が全体の約10%、中学校が同約5%という。
支援員は新年度、小学校の配置希望人数161人に対し84人、中学校は42人の希望に対し24人をそれぞれ配置する。宍戸健悦教育長は「現在は50%の配置割合だが、70%を目標に毎年5人ずつの増員を図っている」と述べた。
高齢化の進行に伴い介護施設の利用増加が見込まれる中、介護職の人材確保策に関して市は、高齢者を対象に開いた合同企業説明会の参加者が昨年度の48人から本年度68人に増加したと報告した。参加企業8社のうち、医療・介護関係が4社だった。
阿部和芳、山口荘一郎、我妻久美子、鈴木良広の4氏が登壇した。
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