石巻市職員1人、能登派遣 珠洲市で事務支援 来月1日から
石巻市は4月1日から1年間、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県珠洲市に、雄勝総合支所長などを務めた阿部徳太郎さん(65)を派遣する。環境建設課に所属し、住宅の支援制度に関する事務などを担当する。
阿部さんは同市雄勝地区出身で、本年度は雄勝総合支所地域振興課に所属。東日本大震災当時や定年退職後も含めてほとんど同総合支所で勤務し、復興事業では仮設住宅や地区中心部の拠点エリアの整備、防災集団移転促進事業などを担った。
震災後、雄勝地区へ最初に医療支援に入ったのが石川県の医師団で、珠洲市の病院スタッフとみられる人もいたという。「全国の自治体職員や皆さんの応援を頂いたことは感謝しきれない。これまで復興のため雄勝を離れるわけにはいかなかったが、退職に当たり少しでも恩を返したいと思った」と派遣を志願した。
「厳しい状況だが、住民が仮設住宅や復興住宅に少しでも早く入り、珠洲市に戻って安心して新たな生活を送れるようお手伝いしたい」と話す。
市が能登半島地震の被災地へ職員を長期派遣するのは3人目。新年度の派遣は既に輪島市で復興支援に当たっている職員の継続と、阿部さんの計2人となる。市役所で28日、阿部さんへの辞令交付式があり、斎藤正美市長は「震災で経験したことを皆さんに伝えてほしい。体に気を付けて行ってきてください」と語った。
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