仙台中心部の聖火リレー、競技場に変更 宮城県発表

 宮城県内で19~21日に行われる東京五輪の聖火リレーで、県は7日、21日に予定していた仙台市中心部での走行を見送ると発表した。観客が密集し、新型コロナウイルスの感染が拡大する恐れがあると判断した。中止区間のランナー13人は代替策として、同日の祝賀行事「セレブレーション」会場の市陸上競技場(宮城野区)を走る。

 中止区間は市地下鉄東西線国際センター駅北1出入り口から、勾当台公園市民広場南側のつなぎ横丁入り口までの2・11キロ。21日午後5時20~50分ごろに通る予定だったが、市民の帰宅時間と重なることなどを踏まえ、区間の見直しを決めた。

 沿岸コースの走行は関係15市町から異論がなく、予定通り行う。7日の定例記者会見で、コロナの感染拡大で今後見直す可能性を問われた村井嘉浩知事は「よほどのことがない限り(沿岸コースは)予定通り開催する」と述べた。

 市中心部のコース見直しを巡っては、郡和子仙台市長が5月28日、県側に書面で中止を要請。市長は記者会見でも「対策を講じても密集回避は困難」と指摘していた。

 県内の聖火リレーコースは、東日本大震災の津波で被害を受けた沿岸部を中心に設定された。6月19日に気仙沼市鹿折南住宅を出発し、21日に仙台市陸上競技場でゴールする。スポンサーの特別区間、船や電車で聖火を運ぶ特殊区間を除いた3日間の総距離は46・93キロ。

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