都市ボランティアがデビュー JR仙台駅で観光客を案内

観光客を誘導するボランティア=17日、JR仙台駅の特設ブース

 宮城スタジアム(宮城県利府町)で21~31日に東京五輪男女サッカー計10試合が行われるのを前に、宮城県の都市ボランティアが17日、JR仙台駅構内で初めての活動に臨んだ。新型コロナウイルスの感染再拡大が進む中、対策を徹底し案内に励んだ。
 21~81歳の15人が2交代で参加。駅2階のステンドグラス近くにブースを設け、飛沫(ひまつ)防止シート越しに道を尋ねる観光客らを誘導した。五輪や県産品のチラシを手で配らずに机に並べ、来訪者に「ぜひお持ちください」と声掛けした。
 17日は楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)でプロ野球のオールスターゲーム第2戦、宮城スタジアムでは人気アイドルグループのコンサートがあり、多くの人出が見られた。仙台の最高気温が30度を超え、メンバーは熱中症への注意も呼び掛けた。
 宮城野区の大学3年井上愛理さん(21)は「ボランティアになる実感が湧いてきた。宮城スタジアムの観客入場を巡る議論は悩ましいけど、コロナ終息後に『また宮城に来たい』と思ってもらえるよう頑張りたい」と話した。
 県の都市ボランティアは新型コロナの影響で辞退が相次ぎ、当初申請した約1700人から最終登録者が約800人に減少。宮城スタジアムで試合がある日は会場周辺やシャトルバスの出発地点などで誘導に当たる。東日本大震災の記憶を伝える語り部活動もある。仙台駅の案内ブースは8月4日まで設置する予定。

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