宮城県利府町の宮城スタジアムで21日、観客を入れて東京五輪のサッカー競技が開幕した。隣県知事や医療界は新型コロナウイルスの感染拡大のきっかけになるとして無観客試合を要望したが、有観客でぶれない村井嘉浩宮城県知事に押し切られた。なお無観客を求める知事らは「影響がないことを祈る」「『直行直帰』を守ってほしい」と感染防止策を徹底するよう念を押した。
「宮城と秋田は仕事の行き来があるので、影響がないことを祈るしかない」と話すのは、佐竹敬久秋田県知事。サッカー男子の南アフリカ代表に複数の陽性者が出ていることに触れ、「不安はあるが、(選手や大会関係者は)一生懸命やってほしい」と話した。
宮城県によると、31日まで行われる計10試合の観客は、7~8割が東北6県から訪れる。全競技の無観客を主張する吉村美栄子山形県知事は「気分が高揚してどこかに寄って行こうということになるかもしれない」と危惧。「感染拡大を防ぐためにも、『直行直帰』を守ってほしい」と観客の抑制的な行動を願った。
7月の感染再拡大、感染力が強い変異株の広がりを懸念し、12日には宮城県医師会、東北大病院、仙台市医師会が無観客を村井知事に申し入れた。
市医師会の安藤健二郎会長は「知事は『専門家の意見を重く受け止める』と話していた。感染者がさらに増えたときには、無観客を考えてもらえる余地はある」と受け止める。「いつまでも反対しているわけではない。医療面でサポートし、新規感染者が出ないか、注意深く見守りたい」と語る。
村井知事に再三、再考を促し、大会組織委員会にも無観客を要請した郡和子仙台市長は「住民の安全安心に影響を与えることのないよう、選手、大会関係者や観客の感染対策に万全を期してほしい」とコメントした。
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