JR大湊線、下北半島の暮らし支え100年 記念列車運行

住民らに見送られ、出発する記念列車=25日午後1時5分ごろ、むつ市のJR大湊駅

 JR大湊線が25日、全線開通100年を迎え、記念列車が運行された。青森県の下北半島を縦断する地域の足として住民の暮らしを支えた1世紀に、鉄道ファンらが思いをはせた。

 大湊線は野辺地駅(同県野辺地町)を起点に、陸奥湾に沿って下北半島を南北に走り大湊駅(むつ市)へと至る。終点の一つ手前の下北駅(むつ市)は本州最北端に位置する駅として知られる。1921年9月に全長58・4キロが開通した。

 2両編成の記念列車は、同線などを走る「リゾートあすなろ」の車両を使って八戸まで運行された。始発の大湊駅や下北駅から計45人が乗り込んだ。名古屋市の会社員本庄秀幸さん(23)は「地域に愛されている路線だと感じる。車窓から陸奥湾を眺めるのが楽しみ」と話した。

 大湊駅では、松橋昌幸駅長が「住民に支えられた100年。これからも多くの人に足を運んでもらいたい」と感謝の言葉を述べ、出発する列車を住民らが手を振って見送った。

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