「マタギの古民家」走る!? 秋田内陸線の新観光車両、あすから運行

赤を基調に、黒でツキノワグマを表現した新車両の「秋田マタギ号」=北秋田市の秋田内陸線比立内駅

 秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)は2日から、秋田内陸線で新観光車両「秋田マタギ号」を運行する。外装は赤と黒を基調とし、車内の天井には沿線の四季の移ろいを表現したイラストを配した。毎月土曜日(第3週を除く)に走らせる。

 「お座敷列車マタギ」をリニューアルした。「走るマタギの古民家」をコンセプトに、座席には座椅子を模したシートを使った。定員は101人。改修費は約5000万円で国や県などの補助金を充てた。

 天井画は横手市の絵画作家永沢碧衣(あおい)さん(27)が手掛けた。山と川の間を縫うように走る列車をイメージし、アユやイワナなどの魚、リスやフクロウなどを描き、四季の変化を表した。

 トンネル走行時は照明が消え、蓄光シールで表現した星空が天井に浮かび上がる工夫も施された。

 同社の吉田裕幸社長は「観光列車は沿線の文化をのせて走るシンボル。国内外に地域の魅力を発信したい」と語った。

天井には季節ごとの沿線の自然が描かれた
トンネル内では車内の照明が消え、天井に星座が浮かび上がる
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