遊具や植木鉢は屋内に<防災士記者が解説!備えのコンパス(2)>
国内では近年、暴風被害が続いています。2018年9月の台風21号では、タンカーが関西空港連絡橋に衝突。19年9月の台風15号では電柱や鉄塔が倒れ、千葉県を中心に最大約64万戸が停電しました。20年9月の台風10号でも、九州で住宅の屋根が飛ばされるなどの被害が相次ぎました。
台風というと水害を連想しがちですが、風にも注意が必要です。特に飛来物は危険です。過去には飛ばされたクーラーボックスや、窓を突き破ったトタンに当たり、住民が亡くなっています。
皆さんの家のベランダや庭、軒下には、強風で飛ばされたら凶器になりそうなものがありませんか。植木鉢、物干しざお、遊具などは、前もって屋内にしまってください。
台風が近づき、風雨が強くなると、外の作業は危険です。避難と同様に早め早めの行動を。
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