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<防災士記者 新・備えのコンパス(16)>大雪情報なら不要不急の外出回避

 近年は各地で短時間に記録的な雪が降り、主要な道路で車が渋滞や立ち往生するケースが相次いでいます。昨年12月にも新潟県柏崎市で大渋滞が発生し、解消に38時間を要しました。

 気象庁はホームページの「今後の雪」に、雪の現況と6時間先までの予報を掲載。地図上で1時間ごとの積雪の深さと降雪量を、約5キロ四方メッシュ、7階調で色分けしています。

 どこでどれだけ雪が積もっているのか、これから降り方がどうなるのか、簡単に調べられます。道路や線路も表示されているので、大雪を避けるルートを探すこともできて便利です。

 「顕著な大雪に関する気象情報」は、短時間に著しく降る雪に警戒を呼びかける内容です。他にも大雪警報、大雪特別警報や「これまで経験のない記録的な大雪」といった気象用語を見たり聞いたりしたら、不要不急の外出は避けましょう。

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