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<防災士記者 新・備えのコンパス(19)>情報端末は複数準備、音量大きく

 日本海溝・千島海溝沿いでマグニチュード(M)7以上の地震が起きた際に、より大きな巨大地震発生への警戒を呼びかける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の運用が昨年12月に始まりました。発信されたときは、防災情報を聞き逃さないように、情報端末を複数準備し、音量を大きくしておきましょう。

 ラジオや防災行政無線の受信機は、日頃生活する部屋に置いておくと安心です。先発地震で電気が止まるかもしれません。継続して命を守る情報を得られるように、乾電池や予備バッテリーも用意してください。

 M8級以上の後発地震が発生する確率は100回に1回程度で、注意情報は地震を予知したものではありません。混乱しないよう、内容をよく理解した上で家庭や職場の備えを再確認し、1週間程度、地震への感度を高め、すぐに避難できる態勢を整えましょう。

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