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<防災士記者 新・備えのコンパス(20)>後発地震情報が出たら避難意識高めて

 北海道・三陸沖後発地震注意情報が発信されたときは、家族と一緒にハザードマップなどで、自宅や学校、仕事場の津波や土砂災害のリスクと、避難先、避難ルートを点検しましょう。

 土砂崩れの危険が高まっている場所には近寄らず、津波浸水想定域に入る際は、いつでも避難できるようにしてください。廃屋や朽ちた樹木など倒壊や落下が心配される箇所も、普段以上に注意が必要です。

 避難は住民の判断に委ねられ、避難所の開設も自治体の任意です。お年寄りや乳幼児のように、移動に時間がかかりそうな人は、安全な場所にある親戚や知人宅など、避難先を決めておくといいでしょう。

 東日本大震災の直後は、通信と交通網が分断され、家族や知人の安否確認が困難を極めました。災害用伝言板といった連絡手段や、家族の集合場所などを確認することも大事です。

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