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<防災士記者 新・備えのコンパス(21)>非常持ち出し品は常に携帯

 北海道・三陸沖後発地震注意情報が発信されたときは、電気、ガス、水道が止まる事態を想定して、水、食料、携帯ラジオ、簡易トイレといった備蓄品や装備を確認し、足りない物は買い足しておきましょう。

 冬場、寒冷下の移動や避難を考えると、防寒着、使い捨てカイロも欠かせません。国は身分証明書や貴重品、マスク、手袋など、持ち運べるものは、常時携帯するよう勧めています。

 新型コロナウイルスの感染対策の一環で、災害発生時の分散避難が浸透しました。明かりやエアコンを備え、プライベート空間も確保できる車は避難先の有力候補です。

 ガソリン車の場合、車の機能を活用するにはガソリンが欠かせません。東日本大震災では発生後、ガソリンが不足し、ガソリンスタンドに給油待ちの車列ができました。いつも満タンにしておくと安心です。

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