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台風13号、未明から大雨の恐れ 状況に応じて早めの避難行動を<防災士記者 備えのコンパス・番外編>

 台風13号が東日本に近づいています。仙台管区気象台によると、9日午前0時ごろから午前6時ごろにかけ、宮城県内は雷を伴った非常に激しい雨が降る可能性があります。

 今回は真夜中に雨が強まる予報となっています。早めに最新の気象情報、交通情報を確認しましょう。高齢者や子どもがいる家庭では、明るいうちに安全な場所にある親戚の家や頑丈な建物に避難を検討してください。

 災害の危険性が高まった場合、気象台や市町村が切迫度を5段階に分類した「大雨・洪水警戒レベル」を発表します。レベル3は「高齢者等避難」。4の「避難指示」までに危険な場所から全員避難する必要があります。5の「緊急安全確保」は既に災害が発生してもおかしくない段階です。

 夜中に雨が強まり、周囲が冠水しているような場合は今いる建物にとどまる「垂直避難」が安全なこともあります。より高い階の、崖や斜面の反対側に身を寄せましょう。(藤沢和久)

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